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北海道の旭川から150キロ程南に、札幌から130キロ東に位置する、シシャモとノーベル賞で有名なむかわ町穂別、その町からさらに6キロ程山奥に入った所に、ございます。新鮮で澄んだ空気と水が自慢できる町です。
当園が位置する地域(穂別)は寒暖の差が大きく、その温度差が、良質で美味しいシイタケを作る上でも恵まれた環境です。
創業者、北上友直は戦後、昭和二十一年に故郷に帰り、昭和二十三年に土屋カネと結婚し畑作経営を目指します。しかし昭和三十七年八月五日、台風による大水害で土地の九割を流失してしまいます。もはや再起不能と思われました。しかし妻カネが「しいたけ人工栽培」との一言で挑戦します。苦闘の日々が続きますが、その甲斐あって成功。昭和三十九年十一月五日「第六回北海道農業賞」受賞。その他数々の栄誉に輝き、現在の「きのこ」産業の基礎を築きつつ二男二女を育んで入植五十年。しいたけ生産四十年。しかし平成十二年十一月三日、なすべき事を成し遂げて静かに命終。
創業者である北上友直の代は露地で全てのしいたけを栽培していました。しかし二代目である北上孝俊の代に変わって、当時の北海道としては珍しいハウス栽培に乗り出しました。周囲からは笑いものにされ「北海道ではハウス栽培は不可能」「倒産するよ」とまで冷やかされたそうです。しかし苦闘の末、遂にサイクルハウスという栽培方法を確立します。効率的な大規模ハウス栽培に以降し、原木栽培でも比較的安定して年中生産が可能と成りました。
その他にも、乾燥シイタケ用に特別に大きく実る種菌115号と118号、その他の種菌を植えて、現在も昔ながらの露地栽培を行っております。
露地栽培は肉厚で歯ごたえがあり濃厚な風味が特徴です。当園では主に乾燥用として収穫していますが、非常に大きく肉厚で美味しい為、そのキノコを欲しがるお客さんが後を絶ちません。
位置する当園からの山々の眺めです。豊かな大地とゆっくりとした時間が流れます。そこでは、自然を生かして椎茸狩りや静かな場所でのバーベキューが行われています。
当園周辺の気候は、昼間暖かいのですが夜は寒いという、温度差が激しい気象の地域です。
周辺の農家では、この気象条件を利用して、稲作の他にメロンや長いも、アスパラやかぼちゃが栽培され、町の特産品に成っています。
また、むかわ町穂別は化石の町としても有名で、近年は新種の恐竜の化石が見つかっています。その代表格が今話題の竜、学名「カムイサウルス・ジャポニクス」通称「むかわ竜」です。恐竜の全身骨格が見つかったのは国内では例のない大変珍しい事でマスコミ各界で話題に成っています。
少量栽培されているハスカップ(通称:ゆのみ)です。 和名はクロミノウグイスカグラと呼ばれています。この実は、木の枝や葉っぱの下辺りに実るのが特徴で、食べると酸味が感じられます。レモン程強い酸味ではありませんが、この小さな粒には、沢山のビタミンとミネラル、そして目に良いとされる、アントシアニンがブルーベリーの数十倍含まれています。 一般的に、ハスカップは、現物の実の状態での流通は殆ど無いと言っても良い程少ない、希少なものです。 殆どが、お菓子、ジャム等に加工されたものが出回っています。 そして、少量ながら世の中に流通しているハスカップの実は大抵、冷凍されて出回っています。 生の状態でのハスカップの実は、保存出来る期間が短く、流通には適していないためです。 冷凍した場合、保存状態にも寄りますが、何年でも保存が出来ます。 そして、冷凍されたハスカップの実は、生のものよりも、酸味がまろやかになってます。 我が家では、ジャムやゼリーに加工して、食べてます。
〒054-0363
北海道勇払郡むかわ町穂別平丘97-3
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FAX.0145-45-3864
genboku@shiitakefarm.jp
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